隻狼クリア後の感想・評価

発売日に買った隻狼を何とかクリアしたので個人的な感想や評価を綴っていこうと思います

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大まかなストーリーについて

主人公の隻狼は自身の主である御子様(九郎)から竜胤と呼ばれる不死の力を授かっています

しかし御子様自身は不死をめぐる争いに辟易しており竜胤そのものを消し去りたいと考えています

そんな御子様の為に竜胤を持つものであっても殺すことが出来る刀「不死斬り」を求めて各地を奔走するというのが大まかな流れとなります

同じフロム産のソウルシリーズはストーリーがいまいちよくわからず個人の解釈に委ねる部分が大きかったんですが、隻狼はキャラクリエイトがない分主人公がどういった経緯を持ったキャラクターなのか、何故戦っているのかが分かりやすいのがいいですね

自分は主人公がしっかり物語の登場人物として機能している方が好きなので(ウィッチャー3とか)今作のストーリーは文句なしです

キャラクリエイトがあると主人公が喋らなかったり、経歴不明でどういう人柄なのかが全くわからなかったりでいまいち感情移入がしづらいんですよね

アクションについて

今作はソウルシリーズと違って敵の攻撃を避け合間にこちらの攻撃を差し込むのが主軸ではなく、相手の攻撃が当たる瞬間にガードすることで攻撃を弾き敵の体制(体幹ゲージを増やす)を如何にして崩すかというゲーム性になっています

ボスの撃破にはパターンの暗記が必須なので慣れるまでは何度もやり直しになるでしょう

ソウルシリーズと違いオンライン協力プレイがないので強い味方に任せてごり押しというわけにもいかず、完全自力によるクリアが求められます

何度も挑戦してやっと勝てたときの達成感はひとしおですが若干厳しすぎる気もしますね

慣れてくると弾いて弾かれを繰り返してハイスピードな剣劇を楽しむことが出来ますがそこまでいくのが本当に大変です、筆者も不慣れな序盤が一番辛く一時は「あ、これ無理かも」と考えていました

アクションが苦手な人に対する救済がほとんどなく死亡した際のペナルティも大きいので詰まる人は本当に詰んでしまいます

難易度分けがあっても良かったのではないかと思いました

ゲームシステムについて

こちらについては不満点がそこそこあります

・弾いてもこちらの体幹は溜まる

・装備の少なさと形代の仕様

・道中の雑魚敵はスルー安定

順番に説明していきます

先ず一つ目ですが正直納得いきませんね、相手の攻撃をしっかりいなしているのに何故かこちらも崩される寸前まで持っていかれるのはおかしいと思います

特に理不尽だと感じたのはラスボス戦です、弾けど弾けどこちらの体制は崩される一方、相手も同様ならまだ良かったんですが相手はプレイヤーと比べて体幹の回復が異常に速くせっかくゲージを溜めても攻撃後にすぐ距離をとってぐんぐん回復します

一応こちらも体幹を回復させる技があるんですが弾き主体の場合それに頼らなければまともに打ち合えないのはどうかと思いました

次に二つ目と三つ目を交えて説明していきます

本作はメイン武器が刀しかなくソウルシリーズのように多種多様なビルドは存在しません

代わりに義手忍具と呼ばれる装備とスキルポイントを消費することで覚えられる流派技がいくつかあり、忍具はどれも使う度に形代と呼ばれるアイテムを消費し技流派は消費するものしないものがあります

形代はMPみたいなものなんですがこれが曲者でソウルシリーズと違い鬼仏(篝火)で決まった数だけ自動補給ではなく鬼仏でお金を払って購入しなければいけません 

前述した通り本作はデスペナルティが大きく死亡した際は所持金が半減するので形代にお金を使う余裕はないです

雑魚敵はお金を落としますが倒しても旨味が少ないうえに本作の雑魚敵は雑魚なのにこちらの攻撃を弾いてくる強者揃いなのでなかなか手間がかかります

数も多く一対多をするゲーム性でもないので道中は敵がいても相手にしていられません

装備が少ないのも手痛い部分ですね、探索の楽しみがほぼないのて通常プレイでも鬼仏から鬼仏へ走り抜けることに...

これだけでもなかなか酷いんですがなんとこの形代、ストーリーが進むにつれて値上げされます

10→30→50という感じでどんどん値段が上がっていくので余裕が出来る後半でも買うことが出来ません

結局只でさえ少ない装備の幅を形代の仕様のせいで更に使いづらくしてしまう負の連鎖が起きています

しかも形代を使わない流派技が揃いも揃って有能揃いなのがなおのことたちが悪いです

最終的には刀と形代を使わない流派技しか使いません

槍とか斧も忍具扱いなんですがこれはメイン武器で良かったのでは...?

仁王と差別化したかったのかどうかわかりませんが正直スベっていると思います

 

まとめ

ボス戦は面白いんですがそれ以外は手放しで褒められる出来ではないです

特にシステム面では「ん?」と疑問に感じる部分が多くソウルシリーズと別物とはいえ形代などはMPをそのまんま持ってくれば良かったのにと思います

肝心のボス戦も面白いと感じる前に折れてしまう人だっているでしょう

全体的に不親切というか意地悪な設計だと思います

自分はデモンズダクソ123ブラボの全てをプレイしておりクソ2と呼ばれるダクソ2もそこそこ好きですが隻狼はちょっと微妙ですね...

総評としては凡ゲーです

かなり人を選ぶので購入を考えている人は動画を見るなりしてよく考えるべきだと思います

値段は8000円ですが値段分のボリュームがあるのかと言われるとこれまた微妙、装備の種類が少なく遊びの幅が狭いためゲームに飽きる前にやることが無くなってしまいます

個人的にはオススメしません、買うとしても値下がりするまで待つのがいいと思います

 

※お詫び

かなり辛口なレビューになってしまいましたが個人的な感想ということでどうかご容赦下さい